というわけで、ようやく治療などに関する諸々の質問を切り出して…。

そうそう、手術自体にかかった時間を確認しようと思っていたんだった。手術室へは準備の時間なんかも含めて出入り1時間、そのうち手術自体は正味どれくらいだったんだろうなって。

実際のところ手術自体にどれぐらいかかったかはわからなかったけれど、エックス線透視時間判明。そういえば入院中も退院する時にも聞いていかなかったなぁ。これは大事だわ。私のエックス線透視時間は9分32秒、田頭先生のところでは平均的には12分くらいということなのでそれよりも短かかったんだー。

UAEでのエックス線透視には、カテーテルを通すのと塞栓物質を詰めるという2つの要素があって、それぞれの時間の合計がその透視時間になるとのこと。私の場合はどちらも順調だったって。

骨盤内で一番エックス線の影響を受ける臓器が卵巣で、卵巣に影響を与えないために「1回の透視時間は60分を超えない」ようにしているとのこと。60分を超えたら直ちに影響があるかといえばそうとも言えないようだけど、長ければ長いほど当然影響が大きくなる可能性が高くなるので、こちらでは60分を目安としているのだそう。今のところ60分を超えそうになったことはないようで、これまでの透視時間の最高は45分。透視時間が45分ということは手術が終わるまでに一体何時間かかったんだろうね?長かっただろうなあ、先生も患者さんも。

ちなみに平均的な12分の透視時間がどの程度の被曝量になるのかというと、腹部CTスキャンを1回受けたぐらいなんだそう。「へぇ~」と思いつつ、実はCTがどんな感じのものなのかよくわかってません。CTスキャン未経験なので…。UAEの被曝量自体が危険な量ではないことを伝えたいのでこのように説明しているとのことでした。CT受けたことある人ならイメージしやすかな。

被曝量を気にする方なら、当然こんな話は術前に確認する内容でしょうね(汗)。卵巣に影響はない方がいいけれど全摘したくなくて「絶対UAEにする」と決めていた私にとって被曝量は問題ではなかったんだろうな。終わった今頃になって詳しく説明してもらってます(笑)。どっちにしても時間は短い方が体への影響は少ないってことでしょう。短時間で順調に終わってよかった。

☆後日、腹部ではなく胸部CTを受ける機会がありました。検査台に横になったと思ったらほんの数十秒であっけなく終了。えっ、もう終わりなの~?医療機器も日々進化しているのでエックス線の量もずっと同じわけではないとは聞いているけど、これとUAEの透視で受ける被曝量がそんなに変わらないってかー!?またしても「へぇ~」な体験でした。