子宮筋腫って切らなくてもいいんだ~子宮動脈塞栓術(UAE)体験記

2013年2月多発性子宮筋腫のため子宮動脈塞栓術(UAE)を受けました。
筋腫と診断されてから手術を経て現在に至るまでの私の体験記録です。
当時の日記やメモ、記憶を頼りに1年たった今ようやくブログにすることができました。
自宅から遠く離れた病院だったのでお出かけ気分も満載!?

手術までの日々

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お守りの行方は?

2013年1月、年が明けて一段と手術の日が近づいてきた。少しずつ不安な気持ちも募ってきたので余計なことを考えないようにひたすら編み物の日々。

1月5日、家族で初詣に出掛ける。お詣りを済ませてからお守りなどの販売所へ。

夫が何やら健康お守りみたいなものをふたつ買っていたので、もしかして手術が無事終わるようにと私に買ってくれたのかな~なんて思ったけど、いつまでたっても私のところにはやってこなかった。別に夫にはそんな気の利いたことしてもらおうなんて思ってませんが…ちょっとだけ期待した。

それにしてもこのお守り、一体どこにいったんやろ?

友人の死

2013年を迎え早々に大ショックな連絡が…。

友人であり、ついこの前の3月まで同じ職場で机を並べていた同僚でもあり、同期の仲間であったMさんが逝ってしまった。夏になる前から「お腹が痛い」と言って検査を受け、夏に入院治療をしたあとは結構元気になって、秋からは通院をしながら仕事にもでられるくらいに回復していた。病名を聞いた時はそれが嘘であってほしいと何度も思った。なので、退院できるくらい調子が良くなったことにホッとしていた。

ところが12月に再入院したと聞いてものすごくイヤな予感がした。元気になってほしいと願っていたが帰らぬ人となってしまった。いつも明るく、周りの人を楽しませるサービス精神満点で、いつでもポジティブな彼に一番似つかわしくない病気だった。

彼の再入院の話を聞いた頃から、私は自分の受ける手術後の痛みやそのほかいろいろ勝手に想像して不安で押しつぶされそうになる時が何回もあった。全然次元が違うのにどうしても自分と重なってしまって…情けないよね。彼が頑張っているんだから私も頑張ろうって思うんだけど不安がどんどん膨らんで…。

お正月の休みの間、そのMさんから借りていた関ジャニ∞のDVDを見て少し元気が出たかも、って思っていたところだった。きっとMさんは彼らしく最期まで前を見て治療を続けていたんだと思う。

Mさんとのお別れの時、「次は私が頑張ってくるからね」と約束してきた。彼の大好きだった関ジャニ∞の曲をお守りに岡山へ行こう。

Mさんのご冥福をお祈りしています。

手作りな日々

仕事が忙しい時期だったので平日は全然大丈夫なんだけど、週末になると時間がありすぎてついつい余計なことを考えすぎてしまう。おまけにせっかくのお休みなのに早々に目が覚めてしまう。

何にも考えず頭を空っぽにしようと続けていた編み物もストール、ロングスヌード、ショートスヌードと3本続けて編んだら肩こりがひどくなって首が回らなくなりここまでで終了。

それじゃあ、入院の時に持って行けるような小物作りでもしようかな。かわいい作品がいっぱいの『komihinataさんの小さなハンドメイド』などの中からいくつか作ってみました。写真の小物以外にもいくつか作ってます。

アクセサリーポーチアクセサリーポーチ(内側)
アクセサリーポーチ(閉じたところと開いたところ)

スマホポーチ
スマホポーチ

ミニグラニーバッグ
ミニグラニーバッグ

音楽プレーヤーケース音楽プレーヤーケース(内側)
音楽プレーヤーケース(閉じたところと開いたところ)

これで入院も楽しくなるかな?

不安な気持ち

関東地方で大雪となった成人の日、横浜でも何と10cm以上の積雪になったらしい。こんな時期、雪が降るのは日本海側と決まっているのにビックリだわ。この日、金沢は雨。

手術の日まで1か月を切ってしまったこの頃が手術前の緊張感と恐怖心のピークだったかもしれない。次から次からいろんな妄想が…。こわいよ~。UAEセンターには11月に診察に行って、次に行くのはもういきなり入院の時。先生とずっと顔を合わせないのも不安を感じた原因かもしれない。

その不安を解消してくれたのが先生とのメール。ちょうど術前検査のことも確認したかったのでそれにあわせて不安でたまらない気持ちを書いて送ったら、「早く終わってホッとしてもらいたいです」との返事をもらいました。

このメールで気持ちがふっと緩んだのでした。

地元での術前検査

1月半ば、大きな仕事が一段落したのでそろそろ術前の血液検査をしてこなくっちゃ…。手術から1か月以内になったらできればもう一回受けて、と言われていた検査です。

UAEの話をすると機嫌が悪くなったり理解のないことを言う婦人科医が案外多いらしい。そんな話をUAEを体験した方のブログなどで目にしていたから結構気が重かった。怒られたらどうしようかな、って。なのでかかりつけの内科にしようかとも考えたけれど、いずれいつもの婦人科で診察も受けるだろうしやっぱりちゃんと言っておく方がいいかなとの思いもあってFクリニックで受けることにした。

F先生には「全摘を受けるなら絶対先生にお願いするのですが、今はどうしても全摘することに納得できなかったのでUAEを受けることに決めました。それでこちらで術前の血液検査をお願いしたいのです。それと、戻ってきたらまたこちらでの診察をお願いします。」と思い切って話をした。

F先生は「UAEか?わかったよ。ところでどこに行くの?滋賀か?」と質問しながら前の診察の時に『いずれVH』と大きく書き込まれたカルテにまた大きく『UAE』と記入。私「いえ、岡山です。」先生「岡山か、遠いな~。」と言いつつ更に『岡山』と書き加える。「よし、わかったよ。」と答えてくれて、それから隣にいた看護師さんに「血液検査してあげて-。」と指示を出してくれた。拍子抜けするぐらいあっさりと。ほんと、助かった~。ありがとうございます。

しばらく待って採血に呼ばれる。最初右腕からしようとしたんだけどうまくいかなくて一滴も血液がでてこなかったんだよね。結局右はダメで左腕でやり直し。あ~、2回も注射針刺されたよ~。右腕はヤバイと思ったんだよね。でも、無事採血してもらえて良かった。ただし、この採血、自由診療で扱われたので高かった…。

4日後、検査の結果をもらいに行く。まだ貧血は残っているけれどそれ以外は特に問題ないみたい。
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プロフィール

はおん

ディズニーと手作りが大好きなヒツジさん。
事務系のお仕事してます。

2012年10月子宮筋腫発覚
2013年2月子宮動脈塞栓術(UAE)を受ける。
UAEを受けた時、45歳。

ヒツジさんの夫、ウシさん・ヘビさんの娘2人と
石川県中央部で生息中。

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