子宮筋腫って切らなくてもいいんだ~子宮動脈塞栓術(UAE)体験記

2013年2月多発性子宮筋腫のため子宮動脈塞栓術(UAE)を受けました。
筋腫と診断されてから手術を経て現在に至るまでの私の体験記録です。
当時の日記やメモ、記憶を頼りに1年たった今ようやくブログにすることができました。
自宅から遠く離れた病院だったのでお出かけ気分も満載!?

2月11日手術3日目

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左足の感覚が?

あれれっ?目が覚めたらまた左足が動かなくなっていた。たぶん夜の間に麻酔をたくさん追加したせいかな。

トイレに行きたい…。でも、尿管はもう外してしまったし、今度は足が動かなくても何とかトイレに行かなきゃね。

とても一人では行けそうにないのでまたしてもナースコール頼みです。重心が絶対に左に傾かないように慎重にTn看護師の肩を借りて廊下を進みます。

共同の洗面所の奥がトイレなんだけど、この洗面所の入り口が廊下よりちょっとだけ低くなっている。普段なら何てことはない段差なんだけど、右足から中に一歩踏み出したところでちょっとバランスを崩してしまい左足がストンと倒れてしまった。油断した~。

「あっ!」と声を上げるのと同時に尻もちをつく。ビックリした。Tn看護師があちこち支えていてくれたおかげで、ちょっとおしりをついたぐらいで済んだ。どこも痛くなかったけど、あんなに用心していたのに転んでしまってショックだった。

それなら今度は油断しないでさらに慎重に行動するしかないね。トイレの中ではもっと注意深く動くよ。帰りも慎重に歩いて無事部屋にたどり着いた。ホッとした。
共同の洗面所
病室棟の洗面所。洗面台の手前の棚にはドライヤー、奥には洗濯機あり。突き当りの扉の向こうがトイレ。寒さ対策の電気ストーブもあります。

そういえば、トイレの段差についてこんな話も。特別室にはトイレが付いているんだけど共同のトイレの入り口の段差よりかなり段が大きいらしい。私みたいに麻酔が効きすぎて動かしにくい足ではその段差が
乗り越えられずせっかく個室にトイレがあるのに共同のトイレに行かざるを得ないこともあるんだって。う~ん、残念…。

いたいよ。。。

朝になっても痛みはつづく…。お腹だけでなくおしりとかおしもの方も何となくビリビリ痛む。どこが痛いのかつかめない。

「朝食はおかゆだから食べやすいと思うよ。」と日勤のM看護師が朝食を持ってきてくれた。今朝は中華粥?とりあえず食べなきゃ。せっかくの食事もあっちこっち痛くてとても味わう余裕なんてない。おかゆのトッピングを放り込んで大急ぎで食べた。食べたというよりかきこんだというほうが当たっているかも。食べられそうなものを食べ終えると再び横になる。
3日目朝食
(3日目朝食のメニュー)中華粥、ナタデココ入りマンゴープリン、グレープフルーツ、お茶、おかず一品(食べれらなかったから何だったかわかりません…)

この朝は痛み止めの錠剤(ロブ)が1錠だされ、服用。この痛み止め、後で思えば硬膜外麻酔を外すための下準備だったのではないかと思われ…。

夫から「明日13時ごろ迎えに行くつもりだけど、遅い?」ってメールが来た。こんな状態では明日のことなんて全然想像できない…。ほんとに退院できるのかなあ?今はメールもしたくない状況なんだけど…「明日のことを想像できない」とだけ返信。

その後、9時過ぎから最後の点滴。そして、麻酔ポンプのチューブが胸の前の接続部分で外された。麻酔ポンプがピーピーと鳴り出す。M看護師「この音気にしないでね。」って。うん?このフレーズ、そういえば前にも聞いたよね。

麻酔を外す前から痛かったのに、1時間ほど経って痛みがさらにきつくなった。どこが痛いのか、あっちこっち痛くてどこなのかわからない。中でも一番痛いのはおしりの方かな、と話したらM看護師が温湿布を用意しに行ってくれた。

M看護師が温湿布を取りに行っている間に、一番の痛みはお尻じゃなくてお腹だと気づく。お腹が手術した日の夜みたいに熱くなっている。痛みの原因はこれだわ…。

看護師さんが病室へ戻ってくると「やっぱりお腹が熱いみたいです。」と話すと、湿布ではなくチューブから直接麻酔を追加してもらうことになった。麻酔が効いてお腹が熱い感じは治まった。やっと少し楽になった。

ちょっとホッとしているところへ、吉野内先生登場。「さっきのお腹の痛みは炎症そのものの痛みなので、(薬で)鎮痛しました。1時間ほどで今の麻酔の効果が切れるので、その後1時間何もなければ硬膜外麻酔のチューブを抜きます。」

術後48時間持続するというUAE後の痛みはもう間もなくおしまいに近づいているが、追加した麻酔の効果が切れてきた時にまだ炎症による痛みがあれば1回ずつ麻酔を追加して様子を見ていくという。そして麻酔が切れた時に痛みが気にならなければそこが痛みのゴールということみたい。

もうお腹の熱くて痛い感じは勘弁して欲しいな。1時間後痛くならなければいいけど。

まだいたいんだけど。。麻酔はおしまい

それから1時間後、果たして痛みはどうなったでしょうか?

朝から感覚がなくなっていた左足が痛いというか、かゆいというか、とにかくじっとしていられないような変な感覚に襲われていたのです。もう1回麻酔を追加するかどうか、M看護師に相談中。でも今の痛みはお腹そのものからではなく麻酔が切れていく時の痛みみたいに思えるし、もう1回追加するとまた同じことが繰り返されるだけのような気がしたので追加しなくてもいいかなとか。麻酔を追加するとかしないとか、そんな話を二人でしていたんだけど…。

「痛いー」と唸っているところへ吉野内先生再登場。左足の痛みの話をすると「麻酔のチューブが左側の神経に近いところにいっているせいで痛いのかもしれないね。それならすぐに(硬膜外麻酔のチューブを)抜きますよ。」と説明されたあと、一瞬で抜かれてしまった。何ともあっさりと。

先生「絆創膏貼っておきますのであとで外してくださいね。もうシャワーしても大丈夫です。」まだ痛みは全然治まってないけれど硬膜外麻酔終了。お昼前のことだった。

この時痛みはまだかなり辛く、痛み止めの飲み薬を1錠追加してもらった。シャワーはしたいけどこんな状態でできるのか?不安。

さっき飲んだ痛み止めが効いてくる感じがない。麻酔のチューブを抜いてしまってから左足側からのどこからとも言えない痛みは落ち着いてきたけれど、こんどは強い生理痛のような下腹部全体がズシンと重く鈍い痛みに。

痛み止めは全く効かず、我慢できなくて坐薬を入れてもらった。坐薬を入れたら30分もすれば効いてくるハズなんだけどなぁ。ちょっとは楽になった…か?楽になったはずだと、自己暗示にかける。うーん…。

いつの間にお昼?

いつの間にか昼食の時間になっていた。痛みがずっと続いているせいで食欲がないというより食事をする気力なしといったところ。すっごくおいしそうなパスタなんだけど、今はにんにくとパプリカのにおいがダメみたいです…。ヨーグルトとフルーツをとにかく押し込んでごちそうさま。結局パスタには全く手を付けられなかった。いつでも食べることだけには貪欲な私としたことが…。ホントに残念。チャンスがあれば今度は絶対食べるからね、ってもう食べる機会ないのか。ますます残念(涙)。
3日目昼食
(3日目昼食のメニュー)山の幸スパゲッティ、ヨーグルトブルーベリーソースがけ、いちご・パイナップル、お茶

昼食を下げに来たM看護師に、「ホントにたべなくていい?」と確認されて、もっと悲しくなる。
「はい、下げてください…。」(泣)

食事の後、じっと横になっているのも辛かったので少しでも楽な姿勢はないかと、ベッドの縁に腰掛けてみた。前屈み、お腹を抱えるように丸くなってしまう。それでも寝ころんでいるよりは楽かなぁ?お腹が痛い時って自然と体が丸まっちゃうよね。

田頭先生が入ってこられて開口一番「痛いんだー。」

見るからに、って様子だったんでしょう。坐薬を入れてから1時間近く経っていたので、本来なら薬が一番効いているはずの時間なんだって。まあ、これでも1時間前に比べると良くなっているんですよ。

「陣痛と比べてどっちが辛いですか?」と先生に質問された。私の場合は断然UAE後の痛みの方が辛かった。と言うかまだ現在進行形ですからね…。痛い場所も感覚もちょっと違うけれど、陣痛はこんなに長い時間続かなかったから~。

話をしていると気が紛れ、先生にはこの後しばらくおしゃべりに付き合ってもらいました。お忙しいのにホントにありがとうございました。

シャワーするぞ~

相変わらずお腹は重い痛みが続いているけれど、田頭先生とお話ししたことで元気が出た、かも。

病室にいても毎日天気がいいのはロールスクリーン越しに感じていたけれど、そういえば外の景色はどうなっているんだろう?お腹を抱えながらよろよろと窓際へ。

ロールスクリーンを上げてみると…外は青空。そして、眼下に広がるのはコインパーキング!!どおりで夜中でも車のドアを開け閉めする音や人の話し声がすぐそばから聞こえるわけだわ。

病室から見えるもの

空を見上げると病院の看板が。窓の真下はコインパーキングでした。

このままじっとしていても何も変わらないだろうし、これからどうしようかと考えてしまう。そして「そうだ、シャワーしよう!」と決意。痛いお腹を抱えながら着替えの準備をするのは意外と時間がかかってしまった。とりあえずひと休みしよ。

14時ごろ、ようやく夫に「ちょっと落ち着いた」とメール。朝からメールしようという気持ちの余裕もなかったし、送ったメールも「痛い」とか「辛い」とか「明日のこと考えられない」とか後ろ向きな言葉しかなかったからね…。

シャワーする気になったらコールしてねと言われていたので、ちょっと休んでから気合いを入れ直しナースコール。あれっ?電話の音、隣の部屋から聞こえてるみたいですね…。お邪魔しました、ごめんなさい。

「シャワーしようかと思うんですけど…。」すぐにM看護師が病室に来てくれたけど、ちょうど隣の部屋の方がシャワー室に行ったところなんだって。それで隣の部屋にいたのかな?

私の姿はまだ相当辛そうに見えたようで看護師さんから「シャワー行く気になったなんてすごい!」ってほめて(?)もらいました。シャワー待ちの間、今度はM看護師としばらくおしゃべり。しゃべっている間はやっぱり気が紛れます。「シャワー室空いたらお知らせしますね。」もうすぐシャワーです。

シャワーに行く前に、廊下で隣の23号室の方をお見かけしたので声をかけてみた。「初めまして。」に続く言葉は2人とも「痛いですよね~。」

15時すぎ、いよいよ3日ぶりのシャワーの時間。シャワー室にはちゃんと腰かけられる場所があるのでここに座っていれば平気です。そういえば今日は朝からずっとお腹が痛くて歯磨きもしてないし、顔も洗ってなかったなぁ(汗)。

シャワー開始。背中に手を回した時、何かに触れたような…。ばんそうこう?麻酔チューブを外した時にはってもらったやつだ。完全に忘れてた。点滴を外した後にはってあったばんそうこうは服を脱いだ時に外したんだけどね~。背中からベリッとはがしてみたら、よく見慣れたおうちで使っているタイプのばんそうこうだったよ~。

「ゆっくりシャワーしてきたらいいよ。」という看護師さんの言葉に甘えて、ホントにゆっくりとお湯を浴びる。体はサッパリ、気分もすっきり。お腹の痛みもかなり緩んできた…ような気がしてきた。それ以上に気分はかなり元気になった。

シャワー室

真冬だったけれど案外寒くありませんでした。脱衣所には電気ストーブあり。

部屋に届けてあったドライヤーを返しに行く足取りもずいぶん軽くなって、スキップだってできそうな気分。シャワーをしてこんなに元気になれると思わなかった。
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プロフィール

はおん

ディズニーと手作りが大好きなヒツジさん。
事務系のお仕事してます。

2012年10月子宮筋腫発覚
2013年2月子宮動脈塞栓術(UAE)を受ける。
UAEを受けた時、45歳。

ヒツジさんの夫、ウシさん・ヘビさんの娘2人と
石川県中央部で生息中。

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