お邪魔覚悟で突撃!ドアをノックしてそっ~と開けると…ベッドで横になっていたのに快く「どうぞ、どうぞ」って迎えてもらえました。ホッ。話をしていると気が紛れるからどうぞって。それではお言葉に甘えて失礼しま~す。
始めて会ったのに同じ病気で同じ治療を受けたことで勝手に前からの知り合いみたいな気分になって、話したいこと、聞きたいことがいっぱい。
お隣さんは岡山県内在住で私よりいくつか若い方。お腹の上から触って分かる大きな筋腫持ちだとのこと。彼女と話した中で、今までは薬物療法で先延ばしにしてきただけだったけれどUAEを受けて「これが治療だな、って思った。」という言葉がとても印象的だった。それと、「(UAEを受けられる病院が)近くにあったから受けたけど、近くになければ受けなかったと思う。」という言葉に、UAEという選択肢が近くにあることがすごくうらやましくなった。
話し込んでいるうちに夕方の漢方薬の時間になっていたようで、M看護師が23号室へ。私たちが話している姿を見て「あら、こんなんいいねー。もっともっとどうぞー。」って。私の病室へいってももぬけの殻だし、玄関の鍵はかかっていて誰も面会にきているはずもないのに病室から人の話し声はするし、と首をかしげながら23号室の扉をたたいたんだって。
パジャマの上に何も羽織っていない私に「寒くない?」と声をかけてくれたが、その言葉で急にゾクゾクしてきた。シャワーして元気になって、ちょっと調子に乗ってました…。ずいぶん長居してしまったし、薬も飲まなければいけないし、そろそろおいとましないとね。